日々の生活の中にダメージの原因は潜んでいます。
小さな努力を継続させることで健康な髪に導かれていきます。
髪の毛が濡れている状態や、ほつれた状態の髪を目の細かなブラシでブラッシングすると、キューティクルがはがれてしまい、髪にダメージが生じ、枝毛や切れ毛の原因に。特に髪表面の脂分が少ない乾燥毛は、キューティクルもケバだっているので、外部からの刺激にも敏感です。 |
ドラーヤーやヘアアイロンによる熱のあて過ぎによっても髪はダメージを受けてしまいます。この時、髪の内部では熱ダメージによるタンパク質の変性がおこっています。 髪の成分であるタンパク質は熱に非常に弱く、目玉焼きと同様に60度で変性してしまいます。変性が進むと、本来の健やかさが損なわれ、髪のパサつきなどの質感の違いが現れてきます。 洗い流さないトリートメントやケアドライヤーなどを使用することで熱によるダメージを軽減しスタイリングしやすい髪に。 |
石油などを原材料としている合成界面活性剤入りシャンプー剤を使うと、洗う力(洗浄力)が高いため、頭皮・髪への刺激が非常に強く、必要な成分まで抜けてしまう恐れがあります。
また、傷んだ髪にシリコン入りシャンプーを使用すると、髪のダメージ部分に吸着しコーティングすることで指通りが良くなり、艶を取り戻す効果がありますが、時間の経過とともにシリコンがはがれ落ちる際、健康なキューティクルまで一緒にはがれ落ち、ダメージが進行してしまうことがあります。 洗浄力のやさしいダメージに応じたシャンプー剤で、頭皮・髪の汚れを洗浄し、しっかりと洗い流し、健やかでクリアな素髪の状態を保ちましょう。
年間を通じて降り注ぐ紫外線。一年の中でも最も紫外線量が多くなる時期は初夏5月〜夏7月・8月にかけて。特にこの時期には紫外線対策を念入りに行う必要があります。 |
カラー、パーマによるダメージ。 |